業務内容

風力発電所の計画策定


15年以上に亘って風力発電事業策定の支援に取り組んできた経験を生かした技術コンサルティングを致します。20年以上の長期間,確実に利益を生み続ける風力発電所の計画のお手伝いを致します。

■風況解析,サイト選定など
風力発電所計画地の風況データ及び周辺の気象データから年平均風速や推定発電量を算出し、風車の後流評価などにより風車配置の最適化を検討します。風車号機毎の平均風速、乱流強度、極値風速等の風況は、風況解析ソフトウェアを用いたシミュレーションにより評価を行います。風況解析ソフトウェアには「MASCOT」、「WindSim」及び「WAsP」をお客様のニーズに応じて使用します。

■風車建設工事,性能評価,O&Mなどに関する技術指導
風車メーカーやEPC業者などからの技術レポート等を,お客様の立場から評価をするお手伝いをします。弊社では、土木学会指針やサイト適合性評価手法を用いて、選定された風車のサイト適合性についての評価を実施します。

風車設計開発コンサルティング


 風力発電機の開発・設計に関する技術コンサルティングを致します。風車設計の基礎データとなる空力荷重の解析、IEC規格などに基づく設計認証やサイト適合性評価のためのシミュレーションを行います。

■風車設計及び認証取得のための空力弾性シミュレーション
 アメリカNREL(国立再生可能エネルギー研究所)で開発され、ドイツの認証機関であるGL(Germanischer Lloyd)からの認証を受けたソフトウェアである「FAST」、DNV GL ガラードハッサン社で開発された「Bladed」及びデンマーク工科大学で開発された「HAWC2」など、いずれも業界で実績のある空力弾性連成解析ツールを用いた解析を実施します。特にFASTでは、お客様のニーズにお答えするためにカスタマイズしたコードによる解析も実施しております。

□空力弾性・制御・波力・空力音解析
・空力弾性解析コード「BLADED」, 「HAWC2」, 「FAST」などを用いて,空力弾性・制御・波力解析を行い,終局荷重や疲労荷重などについてIEC61400-1/2/3-1/3-2に対する風車の適合性評価を行います。
・新しい風車コンセプトの設計支援及び故障原因解析など柔軟な対応が可能です。
・「FAST」の空力音シミュレーションツールにより風車ブレードから生じる空力音の予測評価を実施します。
・多様な目的に応じて解析コードを組合せて対応します。

デューディリジェンス Due Diligence


 プロジェクトファイナンスのために風力発電所の価値査定のお手伝いをします。過去に行われた風況解析レポートや、風車の運転実績などの技術的評価を行います。

IEA Wind国内委員会事務局


 弊社はIEA Wind国内委員会事務局の業務を受託しています。
 IEA Windとは、国際エネルギー機関の風力発電技術協力プログラム(IEA Wind Technology Collaboration Programme)の略で、主に国際共同研究活動(以下、Task(タスク))への日本からの参加をサポートしています。  IEA Windのタスクでは、国際的な技術協力または技術交流を通して、日本の風力発電技術の更なる発展・向上及び風力発電のIEC 国際標準策定における日本の発言力向上を目指しています。

■IEA Wind国内委員会
 IEA Wind国内委員会を開催して、参加するタスクおよび登録有識者の審議や活動状況の進捗・検討をおこなっています。
■IEA Windセミナー
 毎年、日本が参加するIEA Wind TCP(タスク)での活動状況を広く一般向けに紹介しています。

洋上風力の気象海象条件解析


洋上風力発電所の計画策定に欠かせない、気象海象条件の解析を行っています。この解析はウィンドファーム認証の取得を念頭に置いた内容になっています。
計画サイト及びその周辺における風況観測データ、観測塔、鉛直ライダー、スキャニングライダー(デュアル計測を含む)等による計測値に、潮位、波浪、海流の観測およびシミュレーションデータを加えて、極値風速などの風況と、極値波高、極値流速などの海況を推定します。

風況観測(陸上・洋上)


風力発電事業の実現可能性を判断する上で欠かせない、「風況観測」を実施いたします。
事業計画地周辺の気象データ、地形や植生などから観測適地や観測機器を選定して御提案します。
丘陵地・山間地のような複雑地形においては、必要に応じて風況解析ソフトウェアを用いたコンピュータ・シミュレーションを事前に行って観測地点周辺の風の流れを評価し、年平均風速や乱流強度の推定などの詳細な解析作業に対応できる品質のデータが得られることを確認いたします。
計測期間中は、日々の観測データをダウンロード及び保存すると共に、ご要望に応じて月毎・年毎のデータ解析報告をいたします。


■風況観測塔
IEC 61400-12-1:2017規格に準拠し、ウィンドファーム認証に対応できる計測を行います。観測塔は高さ60mを基本とし、適切な風速、風向センサを選定・配置すると共に、空気密度を計測するためのセンサ類も設置します。全てのセンサは認定された校正機関において国際規格等(IECRE、MEASNET)に基づいて校正されたものを使用します。なお、観測終了後の事後校正(風洞試験)にも対応可能です。
観測塔設置地点周辺の土地確保に制約がある場合は、支持ワイヤが不要な自立式観測塔の設置も可能です。

■LiDAR観測(鉛直ライダー)
風車の大形化に伴い、サイトの認証に当たっては、風況観測塔では観測できない高高度における風の観測が求められています。リモートセンシング機器であるLiDAR(Light Detection And Ranging)を用いて、最大で地上高300mまでの計測を行い、風の鉛直プロファイルを観測します。
観測機器の設置から、データ回収、データ解析、機器撤去までの過程を総合的に実施いたします。電源の確保が困難な地点での計測には燃料電池を使用することも可能です。

■洋上LiDAR観測
最大10km先までの観測が可能なスキャニング・ライダー(Scanning LiDAR)を用いて、陸上から洋上の風況をリモート観測いたします。スキャニング・ライダー2機を用いて同時に計測する、「デュアル・スキャニング・ライダー計測」も実施可能です。
風況観測塔、鉛直ライダー、スキャニング・ライダーを用いた総合的な風況観測プロジェクトをご提案いたします。

お問い合わせください。(03) 6811-2515

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