概要

風力発電事業の実現可能性を判断する上で欠かせない、「風況観測」を実施いたします。
事業計画地周辺の気象データ、地形や植生などから観測適地や観測機器を選定して御提案します。
丘陵地・山間地のような複雑地形においては、必要に応じて風況解析ソフトウェアを用いたコンピュータ・シミュレーションを事前に行って観測地点周辺の風の流れを評価し、年平均風速や乱流強度の推定などの詳細な解析作業に対応できる品質のデータが得られることを確認いたします。
また、洋上風力向けでは、最大10km先までの観測が可能なスキャニング・ライダー(Scanning LiDAR)を用いて、陸上から洋上の風況をリモート観測いたします。スキャニング・ライダー2機を用いて同時に計測する、「デュアル・スキャニング・ライダー計測」を実施します。

計測期間中は、日々の観測データをダウンロード及び保存すると共に、ご要望に応じて月毎・年毎のデータ解析報告をいたします。
また、第三者認証に耐えられる風況観測を提案、実施いたします。また地点選定からWF認証対応まで一貫して実施いたします。
左記に、実際の風況観測のフローを示します。

風況観測フロー図

使用観測機器一例

・風況観測塔(三角トラス4支線)

IEC 61400-12-1:2017規格に準拠し、ウィンドファーム認証に対応できる計測を行います。観測塔は高さ60mを基本とし、適切な風速、風向センサを選定・配置すると共に、空気密度を計測するためのセンサ類も設置します。全てのセンサは認定された校正機関において国際規格等(IECRE、MEASNET)に基づいて校正されたものを使用します。なお、観測終了後の事後校正(風洞試験)にも対応可能です。
観測塔設置地点周辺の土地確保に制約がある場合は、支持ワイヤが不要な自立式観測塔の設置も可能です。

 風向計:Thies 1st class
 風速計:Thies 1st class

・鉛直ライダー

 Windcube 2.1
風車の大形化に伴い、サイトの認証に当たっては、風況観測塔では観測できない高高度における風の観測が求められています。リモートセンシング機器であるLiDAR(Light Detection And Ranging)を用いて、最大で地上高300mまでの計測を行い、風の鉛直プロファイルを観測します。電源の確保が困難な地点での計測には燃料電池を使用することも可能です。

・スキャニングライダー

 Windcube 100s/200s/400s"
洋上風力向けの観測では、2台のスキャニングライダーで同地点を観測するデュアル・スキャニングライダーの観測方法によって、乱流強度も含めた観測を行います。

現地調査写真(イメージ)
風況観測塔
鉛直ライダー

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